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テクノロジー方針

株式会社Zrek(以下「当社」)は、ステークホルダーの皆様に対し、技術革新とDX戦略推進を通じた価値創造を目指し、本ポリシーに基づいた取り組みを実施いたします。

当社のテクノロジーについての考え方

当社はスタートアップならではのアジャイル開発体制と最新の技術活用により、生成AIを組み込んだ業務システムおよび協働ロボットなどロボティクス技術を活用した自動化ソリューションの開発・導入等に取り組んでいます。主に製造業・物流業などのお客様の現場向けに、業務プロセスの革新と効率化を実現するためのソリューションを提供しています。

生成AIやデータ解析技術を駆使した業務システムの開発により、顧客企業の業務プロセスの最適化と迅速な意思決定をサポートするとともに、協働ロボットを活用した自動化ソリューションで、現場の作業効率の向上と安全性の確保を目指します。国内市場におけるパートナー企業や顧客の競争力向上に寄与し、持続可能な成長を実現してまいります。


代表取締役社長

今村優希

テクノロジーに関する経営課題

  • 業務プロセス

    • 現状分析と標準化の不足

      • 顧客企業の各業務プロセスにおいて、手動作業や非効率なフローが存在しており、現状の業務フローの標準化・最適化が求められています。生成AIツールの効果的な導入を進めるためには、まずは各プロセスのボトルネックを明確化し、データ品質の向上を図る必要があります。

    • システム連携の複雑性

      • 新規に導入する自動化ツールと既存システムとの連携、さらには各部署で蓄積されたデータの統合が課題となっています。これにより、目標である自動化率の向上と作業時間の削減を実現するための基盤整備が求められます。

  • ロボティクス導入

    • 顧客現場への適応とカスタマイズ

      • 弊社のロボティクス支援ツールを各顧客の現場環境に適用する際、現場ごとの設備や運用フローに合わせた柔軟なカスタマイズが必要です。環境のばらつきや独自要件に対応する技術的・運用面での課題解決が急務となっています。

    • 導入効果の定量評価体制の構築

      • ロボティクスツール導入後の効果(現場での稼働率向上、ダウンタイム削減など)を定量的に評価する仕組みが不足しており、各プロジェクトからのフィードバックを基に継続的な改善体制を整える必要があります。

  • 人材育成

    • 最新技術へのキャッチアップ体制の不十分さ

      • 生成AIやロボティクスなど急速に進化する技術に対して、エンジニアや現場担当者が常に最新の知見を習得できる教育プログラムや環境が十分に整っていません。教材の購入、AIツールの試運転、外部講師の招聘などを通じた体制強化が急務です。

    • 受講効果の測定とフォローアップの不足

      • 研修やセミナーへの参加状況は把握できても、受講後の実務への反映や習得状況の定量評価が不十分なため、技術習得が実務改善にどの程度寄与しているかを把握する仕組みが必要です。

具体的なDX戦略

  • AIツールの導入および開発

    • 社内外のドキュメント管理や開発作業において、最新の生成AIツールを積極的に活用する。文書作成、コード生成、レビューなどの日常業務の効率化を図り、情報共有の迅速化と品質向上を実現します。

  • ロボティクス導入支援のための開発ツールの独自開発

    • 顧客現場での導入を支援するため、弊社独自のロボティクス支援ツールを開発する。現場の自動化ソリューションに最適なツールセットを構築し、導入・運用プロセスの効率化を推進します。

  • DX推進と業務改善

    • 最新技術習得のための教育プログラムを実施する。必要な教材の購入・活用、AIツールの試運転、外部講師の招聘などを通じ、エンジニアや現場担当者が迅速に最新テクノロジーにキャッチアップできる環境を整備します。

DX戦略達成のための指標(KPI)

  • 業務プロセス自動化率目標:2028年までに、顧客企業の業務プロセスにおいて弊社提供のシステム・ツールの活用率を30%以上にし、平均作業時間を20%削減する。
    補足:各顧客の業務フローにおける自動化進捗を定期的に評価し、改善策をフィードバックします。

  • ロボティクス導入支援実績目標:2028年までに、弊社のロボティクス支援ツールを活用したプロジェクト数を累計20件、導入先現場での生産性向上率を平均15%以上達成する。
    補足:各プロジェクトの導入効果(現場での稼働率、ダウンタイム削減など)を定量化し、効果を評価します。

  • 人材育成指標目標:2028年までに、エンジニアおよび現場担当者の最新技術研修受講率を80%以上に向上させる。
    補足:社内外の教育プログラム(教材の購入・活用、AIツール試運転、外部講師招聘等)の参加率や実施回数を定量的に把握し、技術習得の進捗を評価します。

環境や組織体制の整備

  • DX推進チームの設置

    • 業務効率化とデジタル技術の活用を推進するため、DX推進チームを設置する。チームはAIツールやロボティクス支援ツールの導入・活用を促進し、社内外の業務改善を支援する。また、最新技術の習得を目的とした教育プログラムを実施し、スキル向上を図る。

  • ITシステム環境の整備

    • DX推進を支えるIT基盤として、クラウド化やAI・データ活用環境の整備を進める。業務効率化とセキュリティ強化のため、最新のデジタル技術を導入し、継続的なシステム運用の最適化を図る。さらに、補助金・助成金の活用を含めた投資計画を立案し、段階的なIT環境整備を推進する。

改訂履歴

2025年3月13日策定

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